棘上筋腱炎について

肩関節のインナーマッスルには4つの代表的なインナーマッスルがあり、腱板を構成しています。その一つが棘上筋です。棘上筋は主に腕を上げる際の初めの30°までの動きに関わります。棘上筋は肩の骨にぶつかりやすく、この筋肉に炎症が起こった状態を棘上筋?炎といいます。問題が慢性化すると、インピンジメント症候群や四十肩・五十肩の原因となる場合があります。また、棘上筋は血液供給が乏しいため、一度傷めてしまうと治りにくい特徴がありますので、適切な処置を施す必要があります。

棘上筋腱炎の特徴

棘上筋は前述のように、主に肩を挙げる際の初めの30°の動きに関わります。そのため、腕を動かし始めに痛みを感じ、一定の可動域を超えると痛みが軽減することもあります。慢性化すると、カルシウムが沈着し石灰化を引き起こします。レントゲン画像で肩の上に白い陰影が確認された場合、石灰化が起きていることが示唆されます。当然ながら、石灰化は望ましい状態ではなく、近年では腎結石を破壊する衝撃波を用いて肩の石灰化を取り除く治療も行われることがあります。

棘上筋腱炎の原因

猫背のように肩が前に入り込んだ姿勢だと、肩を挙げる際に棘上筋は骨とぶつかりやすい状態になります。同時に、筋肉が常に伸ばされた状態となるため、血液供給が妨げられます。このように、いくつかの条件が複合的に合わさることで棘上筋が傷つき、炎症が起きると考えられています。

棘上筋腱炎に対するカイロプラクティックのアプローチ

主な誘発原因を理解することで、より効果的なアプローチが可能になります。

①猫背姿勢や肩が前に入り込んだ状態を改善します。 
②必要に応じて、棘上筋の炎症を抑えるためにアイシングを行います。 
③血液供給を促し、組織の耐久性と機能を高めために、積極的なリハビリを行います。 
④石灰化が起きている場合、ART(アクティブ・リリース・テクニック)やFAKTRを用いて石灰化を取り除いていきます。 

当院ではこのようなアプローチを行うことで、良好な成果をあげています。

症例報告

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