インピンジメント症候群について

インピンジメントとは「衝突する」という意味です。肩を上げる際、一般的に60~120°のある角度で痛みや引っかかりを感じ、それ以上挙上できなくなる症状の総称です。悪化するとこわばりや筋力低下を伴うこともあります。 

「猫背により肩が前方に出ている姿勢」「肩関節の軸の乱れ」「肩関節周辺の柔軟性減少」「遺伝的に肩峰が下方に突出している場合」「加齢により肩峰部分の変形が起き骨棘ができた場合」など原因は様々です。また、野球や水泳のように肩を頻繁に大きく動かすアスリートによく見られる問題です。

インピンジメント症候群の特徴

肩関節の構造上、肩を挙げる際に肩のインナーマッスルと肩峰(肩甲骨の一部)は衝突しやすい傾向にあります。この構造上の特性に加え、猫背や肩が前に入り込んだ姿勢、柔軟性の低下、肩関節の機能障害などの問題があると、さらに衝突するリスクが高まります。衝突が繰り返されることで、組織に損傷が起き炎症が誘発されることになります。 遺伝的に骨の構造に問題がある場合や、加齢により肩峰の変形がある場合も衝突のリスクを高めます。

インピンジメント症候群の原因

猫背のように肩が前に入り込んだ姿勢だと、肩を挙げる際に棘上筋は骨とぶつかりやすい状態になります。同時に、筋肉が常に伸ばされた状態となるため、血液供給が妨げられます。このように、いくつかの条件が複合的に合わさることで棘上筋が傷つき、炎症が起きると考えられています。

インピンジメント症候群に対するカイロプラクティックのアプローチ

インピンジメント症候群は、前述のように機能的な問題と構造的な問題により引き起こされます。カイロプラクティックでは、機能的な問題に対して効果を発揮します。構造的な問題に対しては、外科的処置が必要なこともありますので、適切な評価が必要です。 

機能的な問題に対する段階的アプローチ: 

①炎症を抑え、痛みを軽減させる。 
②肩関節の可動制限、機能障害を改善させる。 
③拘縮や癒着が起きている靭帯や筋肉を緩和させる。 
④衝突や損傷により筋力低下を起こしているインナーマッスルを強化する。 
⑤体幹と肩関節の軸を整え、衝突のリスクを低減させる。 

当院では、このような段階的なアプローチを行うことで良好な成果をあげています。

症例報告

□ 


ご予約・お問い合わせ

TEL:03-6312-4223

WEBからのご予約・お問い合わせはこちら