肘の痛み・しびれElbow Pain

肘関節は、上腕と前腕をつないでいる関節です。上腕骨、橈骨、尺骨という3つの骨から構成されており、各骨とのつながりにより腕橈関節、腕尺関節、上橈尺関節に分かれています。

股関節や膝関節とは異なり、腕の関節は体重負荷の影響を受けないために怪我をするリスクは低いです。しかし、女性は外反肘といって外側に肘が曲がる状態や、肘の過剰な伸展ができてしまうために男性よりも肘に負担がかかりやすい傾向があります。

また、肘には指や手、肩を動かす筋肉が多数付着しているため、長時間のデスクワークやスポーツにより肘周辺に違和感や痛みを引き起こすことがあります。

代表的な肘の痛み・しびれの種類と原因

肘部管症候群


肘の内側には主に薬指や小指の運動や感覚に関わる尺骨神経の通り道があります。この通り道を肘部管(ちゅうぶかん)と言います。肘を机や椅子などにぶつけると、肘から小指周辺がビリビリと電気が走るような感覚を経験された方は多いと思います。この肘部管部位はそれだけ過敏性が高い場所なのです。肘部管を通る尺骨神経が何らかの原因によって圧迫されて痛みやしびれを引き起こすことを肘部管症候群と言います。一般的に、女性は外反肘といって外側に曲がっていることが多いので、男性よりもリスクが高い特徴があります。

肘のアライメントを正し、神経にかかる負担を軽減することで症状が楽になります。

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円回内筋症候群


肘から手にかけての前腕部分は手首を内側に回旋させる筋肉があります。主な筋肉は円回内筋です。円回内筋を慢性的に使いすぎることで筋肉が過度に緊張すると、筋肉の下を通過する正中神経が圧迫されて痛みやしびれを引き起こします。

長時間のパソコン作業、バイク・自転車運転、重いビジネスバッグを持つような日常動作はリスクを高めます。また、野球やテニス、トライアスロン、格闘技など腕を使うアスリートは要注意です。レントゲンでは確認できないため、頚椎椎間板ヘルニアと間違われやすい問題です。当院のカイロプラクティックによるケアで改善・回復が期待できます。

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内側上顆炎(ゴルフ肘)


重い荷物を持つ、スポーツで肘の曲げ伸ばしを繰り返す際に、非常に強い負担が肘にかかります。肘の内側周辺の筋肉や腱、靭帯に炎症や痛みがある状態を内側上顆炎と言います。

特に、ゴルフでボールを打つ際には肘の内側に負荷が集中し、傷めてしまう傾向があるためゴルフ肘とも呼ばれます。肘だけでなく、手首や肩関節機能を整え、そして上肢全体の筋肉の柔軟性を高めることが改善・回復につながります。また、慢性的になると癒着が起きることがありますので、注意が必要です。当院の専門的アプローチであるARTやFKATRにより癒着を改善させることができます。

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外側上顆炎(テニス肘)


内側上顆炎と同様に、重い荷物を持ったり、肘の曲げ伸ばしの多いスポーツにより肘の外側を傷めてしまうことがあり、外側上顆炎と言います。

ゴルフでは肘の外側に負担がかかる傾向がありますが、テニスでは肘の内側に強い負荷がかかり傷めてしまう傾向があるためテニス肘とも呼ばれます。テニスのストロークを繰り返し行ったり、ボールをヒットする際に肘に起こる痛みを感じます。肘だけでなく、手首や肩関節機能を整え、そして上肢全体の筋肉の柔軟性を高めることが改善・回復につながります。また、慢性的になると癒着が起きることがありますので、当院のARTやFAKTRによるアプローチで癒着を改善させることが必要となります。

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野球肘


野球肘はジュニア期の野球投手に多く見られ、投球過多やオーバーユースに起因する肘の代表的なスポーツ障害です。成長期は骨が発育途上であるため、痛みだけでなく後遺症として骨変形も合併することがあります。肘の靭帯や腱を傷め、不安定性が残ってしまうケースもありますので、早めに適切な対処を施し、練習量を減らし、フォーム改善やリハビリを行うことが重要です。

日本を代表する田中将大、ダルビッシュ有、松坂大輔投手が肘に問題を抱えていますが、日本の投手はジュニア時代から無理をして投げすぎていることが指摘されています。

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