腕の痛み・しびれArm Pain

腕の痛みやしびれは、皮膚・筋肉・関節・神経などのさまざまな組織の問題から引き起こされます。痛みやしびれは組織にある感覚受容器(センサー)から、末梢神経、脊髄、脳へと伝わり、痛みやしびれとして認識することになります。このルートのどこかで障害があると、感覚の異常として、しびれや痛みを感じるようになるわけです。そのため、「どこで」、「どのように」障害されているかにより施術方法も変わります。

痛みやしびれを引き起こす原因には、主に以下のケースがあることを理解されると良いでしょう。

①神経が骨や筋肉に圧迫されているケース(代表例:椎間板ヘルニア)
②血管が骨や筋肉に圧迫されているケース(代表例:正座によるしびれ)
③筋肉や関節が硬くなり、関連痛を引き起こすケース(代表例:トリガーポイント)

どのケースでも多くの場合、カイロプラクティックのアプローチで良好な成果が出ています。ただし、しびれや痛みを引き起こす問題の中には危険なものもあります。それは脊髄や脳の病気、骨折、腫瘍などです。また、糖尿病や静脈瘤、ビタミンB群、ビタミンCの摂取不足によっても症状が出ることがあります。原因を適切に判断することがが大切ですので、信頼できるパートナー選びが重要です。腕の痛みやしびれでお悩みの方は是非ご相談ください。

代表的な腕の痛み・しびれの種類と原因

頚部椎間板ヘルニア


頸椎の椎間板が飛び出てしまっている状態が頸椎ヘルニアです。ヘルニアの状態や何番目の椎間板に問題が起きているかによって症状の強さや特徴が異なります。長時間のデスクワーク、車やバイクの運転、回転運動が多いスポーツ、加齢や筋力低下、身体の歪みなどがリスクとなります。

軽度のヘルニアでは、レントゲンやMRIにて所見があっても症状がないこともあります。首に痛み重度のケースでは、手に強い痛みやしびれ、筋力低下、感覚異常、発汗などの症状がみられます。

□ 38歳 女性 溝の口在住 頚部椎間板ヘルニアによる首の痛みと腕のしびれを訴え来院

頚部脊柱管狭窄症


脳を覆う骨は頭蓋骨、脳につながる脊髄を覆う骨は背骨(脊柱)です。脊柱管とは背骨の中にある脊髄の通り道です。脊柱管の中には身体の筋肉や内臓をコントロールするとても大切な脊髄や抹消神経が入っており、運動神経、感覚神経、発汗や血流調整、排尿・排便などに関わる自律神経があります。

脊柱管狭窄症は、文字通り脊柱管が骨の変形や靭帯の骨化、骨折、腫瘍などが原因で狭くなることによって脊髄や抹消神経が圧迫されてしまい、手足の痛みやしびれ、筋力低下、排便・排尿障害など様々な症状を引き起こす怖い病気です。状態によりすぐに手術が必要なことがあります。

□ 頚椎椎間孔狭窄症による右手のしびれ (50代 男性)

胸郭出口症候群


首や肩、胸の前の部位には、腕の運動や感覚を司るとても太い抹消神経や血管が通っています。この抹消神経や血管が圧迫され、痛みやしびれ、筋力低下などの症状が出る状態の総称が「胸郭出口症候群」です。

圧迫される部位は主に4カ所あり、それぞれ「斜角筋症候群」「頚肋症候群」「肋鎖症候群」「小胸筋症候群」と呼ばれています。症状が4パターンのどれに該当するかにより施術方法も変わりますので、適切な判断が必要です。

頚肋症候群の判断にはレントゲンが有益ですが、その他3つのパターンですとレントゲンで判断できません。そのため、整形外科で見逃されてしまうこともあります。

胸郭出口症候群の詳細はこちらからご覧ください。

筋・筋膜痛症候群(トリガーポイント)による腕の痛み・しびれ


筋肉が慢性的に緊張し、コリができることは多くの方が経験されていると思います。このコリが悪化すると、コリの部分がつらいだけでなく他の場所にも痛みやしびれを引き起こすことがります。これを関連痛と言いますが、この関連痛を引き起こすコリや緊張が筋筋膜痛症候群(トリガーポイント)です。私たちは、この問題に対して非常に良好な成果をあげています。

筋・筋膜痛症候群(トリガーポイント)による腕の痛み・しびれの詳細はこちらからご覧ください。

頚椎椎間関節症候群


首の関節が頚椎椎間関節です。首には7個の骨がありますが、骨と骨がつながる関節が強く圧迫されたり捻られると、関節が歪み痛みを感じます。歪みが酷くなり、慢性的に負荷がかかると、腕や手、背中、頭部に鈍い痛みやしびれを出すことがあります。この状態が頸椎椎間関節症候群です。これは骨が直接神経を圧迫しているわけではなく、トリガーポイントのように関連痛を引き起こしている状態です。神経を直接圧迫する状態よりも比較的早い期間で改善・回復が期待できます。

変形性脊椎症(頚椎症)


背骨が持続的な負荷や加齢、栄養不全により変形すると棘の様な突起が形成されます。このような脊椎・背骨の変形が頚椎に起きことを変形性頚椎症と言います。変形によりできた棘が周囲の組織を刺激し、コリや痛み、肩・背中・腕周辺に重だるい関連痛を引き起こすことがあります。また、変形した骨や棘が神経を直接刺激・圧迫すると、腕に痛みやしびれ、筋力低下を引き起こすことになります。変形があっても必ず痛みが出るわけではありません。

腕の痛みやしびれでお困りの方は、世田谷区・二子玉川にあるアクティブエイジング カイロプラクティックにご相談ください。