自律神経失調と内臓機能低下についてAutonomic Nervous System & Internal Organs

「自律神経」と「内臓」は非常に密接な関係にあります。筋肉の動きは運動神経、筋肉や関節の痛みやしびれなどの知覚は感覚神経によりコントロールされています。この運動神経と感覚神経は体性神経という比較的太い神経線維です。一方、食べ物の消化吸収、排便や排尿、発汗、ホルモンの分泌、血液の流れ、血管の収縮・拡張、女性の生理周期など内臓器官の働きは自律神経によりコントロールされています。そのため、何らかの原因で自律神経のバランスが崩れ、自律神経失調となると内臓機能にも異常を来たし、様々な症状が出ることになります。

また、内臓機能低下については、自律神経失調による影響だけでなく、食べ物や環境ホルモン、化学物質、様々な心身へのストレスが関わり引き起こされます。このページでは現代医学で、原因不明とされることが多い、近年アメリカを中心に注目を集めている疾患をご紹介いたします。

当院には、副腎疲労症候群、リーキーガット症候群、グルテン不耐性による甲状腺機能異常をお持ちの患者さんで、病院の検査では異常なしと診断されている方も多くご来院されています。適切なマネジメントを行うことで、このような問題は改善・解決できることが多いですので、ご安心ください。

代表的な自律神経失調と内臓機能低下の種類と原因

自律神経失調症


自律神経は交感神経と副交感神経に分けられます。自律神経は全身の内臓・器官をコントロールするため、自律神経のバランスが崩れると全身性のさまざまな症状が出ます。

身体症状として、片頭痛、めまい、慢性疲労、だるさ、動悸、ほてり、不眠、便秘、 下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感などが出ます。

精神症状としては、うつ症状、集中力欠如、イライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、感情の起伏が激しい、あせりを感じるなどです。

自律神経失調症の原因は、いろいろな要素が複雑に絡み合っており、単純な問題でないことが多いです。生活習慣やリズムの乱れ、過度のストレス、環境ホルモンや化学物質、引越しや転職による生活環境の変化などが主な原因と考えられています。

副腎疲労(アドレナルファティーグ)


現代社会、特に都市部で生活する人々は、四六時中慢性的なストレスにさらされています。このストレスに心身を順応させるため、副腎からはコルチゾールという抗ストレスホルモンが分泌されます。しかし、ストレス状態が長く続くことで副腎は徐々に耐えられなくなります。結果として、副腎は疲労し、徐々にストレスに対する抵抗性を失っていきます。これが副腎疲労症候群で、うつ、アレルギー、集中力の低下、強い疲労感、不眠、怪我の治りが遅い、痛みを感じやすい、むくみ、生理不順、月経前症候群などの症状が出るようになります。

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グルテン不耐性


近年、テニスの世界チャンピョンのジョコビッチ選手がグルテンフリー(グルテンを含まない食べ物)ダイエットにより圧倒的な心身の強さを得ることができたことで日本でも知られるようになった疾患です。小麦やライ麦、大麦に含まれるタンパク質であるグルテンに対するアレルギー反応で様々な症状が現れます。現代の小麦は品種改良や遺伝子組み換えにより、古代の小麦のタンパク質とは化学構造が変化し、現代人の多くが変化したグルテンに適応できなくなっていると考えられています。サッカーの世界最優秀選手であるメッシ選手もグルテンフリーを取り入れて、再び以前のコンディションを取り戻しました。

グルテン不耐性により、体重減少や体重増加、膨満感、オナラがよく出る、関節痛、関節炎、うつ症状、集中力欠如、湿疹、皮膚炎、頭痛、片頭痛、疲労感、慢性疲労、イライラ感、異常行動、酷い生理痛、月経不順、不妊、筋肉痙攣、こむら返り、うずくような痛みやしびれ、乳幼児の発達障害、多動症、学習障害などの症状が出ますが、現代医学ではグルテン不耐性の専門検査をしない病院が多いため、検査で異常がわからないことが多いという問題があります。

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甲状腺機能異常(甲状腺機能低下・亢進)


甲状腺の問題は特に女性に多い傾向がありますが、今までは原因がわからない傾向がありました。近年、甲状腺の問題を引き起こす隠れた主原因として、前述のグルテンと乳製品に含まれるタンパク質であるカゼイン、そして環境ホルモンや化学物質が甲状腺の機能異常を引き起こすことがわかってきています。病院ではっきりとした原因がわからない場合はこのグルテンなどの問題を疑うと良いかもしれません。

主に甲状腺の機能低下症状が出る傾向があり、全身の代謝が低下するため、さまざまな機能が低下します。眠気、記憶障害、抑うつ、無気力、皮膚の乾燥し、脱毛、白髪、指で押しても跡を残さない程度のむくみ、声のかすれ、便秘、徐脈、体重増加、寒がり、疲労感がよくみられます。

リーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)

ほとんど男性にしか起こらず、目の奥をナイフで刺されるような激しい痛みが特徴で、その強さは「女性のお産」に匹敵すると言われるのがこの頭痛です。痛みが強いために、涙が止まらなくなる方も多いです。原因が完全に解明されておらず内科治療が一般的です。当院では僅か数例ではありますが、カイロプラクティックにより群発性頭痛が改善したケースがありますが、まずは専門病院の受診をお勧めします。

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病院では異常なしと診断される自律神経失調、副腎疲労、グルテン不耐性、甲状腺機能低下症、リーキーガット症候群から引き起こされている症状でお困りの方は、世田谷区・二子玉川にあるアクティブ・エイジング カイロプラクティックにご相談ください。

病院への受診が望ましい/必要なケース